山手オリジナル

居心地のいい家。だから、自然素材と木の家。

『風が通る、光を招き入れる、緑を眺める、視線が抜ける』
これらは、山手工房が考えるいい家の条件です。
暮らしの中で自然の美しさや、四季の移ろいを楽しめる家が理想的です。
『大きな窓から光を招き入れ、家の中を風が通り抜ける。
リビングの大きな窓の外にはデッキが広がり、庭の緑を眺める。』
自然の恵みである光と風と緑を取り入れた家は、
一年を通じて快適な温熱環境を生み出し爽やかで気持ちのいい家になります。

『永く住み続ける家をつくる』

ライフサイクルコスト(LCC)で考える
製造~使用~廃棄の全期間に要する費用を考えて、費用対効果を推し量るLCCという考え方があります。家のLCCは初期投資費用(工事費)と維持管理費用(光熱費・修繕費等)と長い先の解体処分費となります。LCCとは簡単に言うと一生涯に必要とされる家の必要コストです。LCCに基づく最善の家は下記のとおりです。
イニシャルコストが小さい家
ランニングコストが必要最小限の家
長持ちして一生涯住み続けられる家

LCCを必要最小限に
家のLCCを最小限にするには、イニシャルコスト(=初期投資費用)とランニングコスト(維持管理費)の両方を抑えることがカギとなります。特に、長持ちするということにこだわれば、長い先の解体処分費と再度の建築費を免れることができます。

最も重要なことは家の寿命を伸ばすこと
旧住宅金融公庫の調査では、日本の家の平均寿命は25年というデータがあります。35歳で家を建てたとすると、次は60歳で家を建替えなければなりません。いくら安くても寿命の短い家を建てることは全く意味がなく、家は一生涯住み続けることを前提につくる必要があります。LCCというと「格安航空会社?」と勘違いそうですが、衣食住のうち「住」の生涯コストを考えて家を建てましょうということです。そう考えると安いばかりの建売住宅やローコスト住宅を建てることは得策ではないと断言できます。

家づくりの方向性
資金計画から家づくりの方向性を眺めると見えてくることがあります。住宅金融支援機構の「フラット35Sエコ」を利用して、2000万円を借り入れて35年で返済するとします。この場合、ローンの完済までに必要となる総費用は27,558,660円となり、年間787,390円、月あたりに換算すると65,615円の返済となります。この金額は賃貸住宅(立地や質によりますが・・・)を借りることのできる金額です。そうするとハッキリと言えるのは、35年後に建替えなければならない家は決して建ててはいけないということがわかります。更に、費用対効果を考えるとそこから、どれだけ長く住み続けることができるかということに的を絞って建てる必要があります。

家づくりの原点  ~永く住み続ける家を求めて~

永く住み続ける家をつくるために何が必要で、必要でないか。
これからの家の基本はどうあるべきなのか。山手工房では、この七点に絞りました。

①自然災害にも丈夫で安心な構造の家
②流行に左右されず飽きない家
③地域の気候風土を取り入れた
④自然素材と手技を用いた家

⑤耐久性の高い国産の木を用いた家
⑥自然エネルギーを上手に活用した家
⑦手頃な価格で建てられる家

これらはどれひとつとっても、見逃すことのできない基本的なことばかりです。
この基本さえしっかりしていれば、あとは住まい手が自由に好みに従って何でもやればいいと言えます。

時を超えて住み継がれる家をつくる
日本の家は構造的限界を迎える前に、ドンドンと取り壊されていきます。建物が丈夫なことはもちろんですが、長寿命住宅とは家族に愛される家です。長く暮らす家だから、流行に左右されず、飽きない家をつくる必要があります。家の価値は価格の大小ではなく、「家族が楽しく暮らせる空間」「居心地のいい空間」かどうかで決まると考えています。木と自然素材と手技をベースに、長い好みと長い必要と長い寿命に応える家をつくります。

土台には尾鷲ヒノキ

構造材はJASで最高位に位置づけられる桧を使用

長い寿命に応える構造力のある家をつくる
長く住むためには家の構造が重要です。
家の耐久性に重要な役割を占める土台や柱など主要な構造材は尾鷲産ヒノキを使います。ヒノキは、JASで定められた木材の耐久性区分で最も上のD1材の中でも、さらに強いとされる特定樹種に指定されています。確かな地盤の上に、確実な基礎工事を行い、耐久性の高い丈夫な木組みを施し、木の乾燥状態を保つこと。これらは全てに優先されるべきだと考えています。

伝統の知恵と新しい技術を融合する
古い日本家屋が持つ知恵や工夫を取り入れながら、新しい技術・考え方を積極的に採用しています。例えば、「夕照の家」では耐震性は建築基準法が定める1.27倍の強度を確保しています。断熱性能は国が定める次世代省エネルギー基準適合住宅です。耐久性に関しては品格法で定める基準のレベル2です。新しい技術を採用することで高い数値、性能を実現しました。
その一方で、伝統の知恵も採用しています。先人の知恵は自然エネルギーをうまく使うことにあり、それは古い日本家屋の深い軒の出にカタチとして表れています。近年は工事コストの削減やエアコンで涼をとる暮らしが一般的になり、夏の厳しい日射を遮る深い軒の家は少なくなってきていますが、古きを知り新しきを提案することが山手工房の変わらない姿勢です。

外に開く、自然と応答する設計
山手オリジナルはオーダーメイドで作り上げていきますが、それはどんな家でもお引き受けする、ということではありません。
お客様のご要望を伺いながら、地域の気候風土を読み込み敷地条件を活かした風や光を取り入れるプランを検討をします。
敷地に空地ができたら、そこには木や草花を植えます。住まい手の目を楽しませ、四季の移ろいを感じながら暮らすことができるようにします。そのご家族と土地に合ったカタチで、最善のプランをご提案します。

国産の木を用いる
温暖で降水量の多い尾鷲地域。年間平均気温15℃,年間降水量5000mmという温暖で湿潤な気候。腐朽菌の生息に好ましい過酷な気候条件の中、70年、80年と生きぬいた尾鷲ヒノキは「選ばれた木」であって、森の中の腐朽菌から自らを守る成分を持っています。山手工房が国産材の中でも尾鷲ヒノキにこだわるのは、芳香が強く油分が多く木の家の大敵であるシロアリや腐朽菌から守ってくれるからです。家の長寿命化を最優先に考えた結果、選んだのがヒノキであって、その産地は「尾鷲」が最適と考えています。

びおソーラー(空気集熱式パッシブソーラーシステム)
山手工房がつくる全ての家に共通しているのはパッシブデザインです。パッシブデザインとは受動的な太陽熱利用を言い、冬は大きな窓から太陽の光を取り入れ室内を暖め、夏は深い軒庇で太陽の光を遮る設計の工夫です。寒い冬に太陽熱で得た熱を逃がさない工事の工夫や夏の厳しい日差しを遮る建築的工夫にも早くから取り組み快適な温熱環境の家を創ってきました。
びおソーラーは太陽光の降り注ぐ屋根で集熱し、暖められた空気をファンで床下へ送り込み、蓄熱コンクリートに熱を蓄え、その放熱で家をまるごと暖房するこれからの時代のパッシブソーラーシステムで、ダイレクトゲインと呼ばれる手法で暖房効果を得ようとするシステムです。

無垢の木でつくる
山手工房が無垢の木にこだわって家を作っているのは、無垢の木は新建材にはない経年変化の美しさがあるからです。新建材でつくられた家は新築時は美しいのですが、年月が経過すると残念ながら陳腐化していきます。
「使いこむほどに味わい深くなり、年月が経過するとより美しくなるように」
木の家にこだわり、使用する樹種まで選び抜いている理由はここにあります。

手技を生かす
近年の家づくりは、山のようにあるカタログの中から商品を選びだして寄せ集めてつくる家が一般的になってきています。山手工房では既製品では得ることができない素材感や温もりを大切にして、キッチンや浴室などは手技を生かしてつくります。必要な部材をパーツ毎に仕入れて、木と手技を組み合わせて潔くシンプルにつくり、永く飽きないものにします。

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